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【Java Ring】07. ナイトスクープにて,お会いましょう!
Java Ring 復活の取り組みが,探偵!ナイトスクープで取り扱われることになりました。
前回の記事では,Java Ring がうまく起動しない原因が,内蔵バッテリの劣化にありそうだ,というところまで整理しました。
今回は,その続き⋯と言いたいところですが,少し変なことになりました。 この Java Ring 復活の取り組みが,朝日放送テレビの 探偵!ナイトスクープ で取り扱われることになりました。

30 年前の指輪型コンピュータ#
番組情報には,次のように載っています。
30年前の指輪型コンピューター伝説のJavaリングを復活させて
これは,すごい。 これが地上波の番組説明に載る日が来るとは,全く思っていませんでした。
この連載では,Java Ring を入手し,資料を探し,古い開発環境を掘り起こし,iB-IDE を動かし, 1-Wire API のログを読み,CRC エラーや POR エラーを追いかけてきました。 やっていることは,かなり(それほどに)地味です。 古い実行環境と古いハードウェアに向き合い,動かない理由を少しずつペリペリ剥がしていく作業です。
ただ,Java Ring という物体そのものには,妙な強さがあります。 1990 年代の Java の熱狂,ウェアラブル・コンピュータへの期待,iButton という実装,そして「指輪でコンピュータを持ち歩く」という 10 年先を行くアイデア。 技術的にはかなり古いものですが,今見ても話の引力があります。
放送予定#
放送予定は次の通りです(私も最近になって知りました。)
- 番組: 探偵!ナイトスクープ(朝日放送テレビ)
- 放送(関西): 2026 年 7 月 10 日(金) 23:17 から
- 放送(関東):2026 年 7 月 19 日(日) 17:00 から(TOKYO MX) 関西放送の終了後には TVer でも一週間ほど配信されるようですので,そちらでも,ぜひに。
私は茨城県に住んでいるので,最初に見られなくて残念ですが,Twitter で皆々様の感想を拝見するのを楽しみにしています。
テレビに依頼するワケ#
さて,この連載は,もともとテレビに出るために始めたものではありません。 単に Java Ring という歴史的に面白いハードウェアを,できるだけ実際に動かしたかっただけです。
とはいえ,私はソフト・ウェア屋さんでありますから,やれ EEPROM やら CRC やら POR エラーやらはあまりピンと来ませんし, はたまたデバイスを物理的にこじ開けて電池交換する!なんてことは,できる気がしません(二度と動かなくなってよいのなら,できるきがします)。
そこで,(恐らく他の様々な依頼を解決する過程で得られた)様々な人脈やコネ,技術を持っている「探偵!ナイトスクープ」さんに依頼することは, 一本の蜘蛛の糸にすがるような気持ちで,とても自然なことでした。 深夜にローソンに行って「からあげクン 北海道チーズ味」を買った帰りに思い立ち,すぐに依頼文を公式フォームから送信した次第です。
そこから色々あり,今回の放送(予定)に至りました。
いったん一区切り#
前回の時点では,私は「次はバッテリ交換をどう進めるか考える」と書いていました。 実際,技術的な課題はそこにあります。
しかし,その前に,この Java Ring が一度テレビに出ます。 ソフトウェア実行環境の保存や,古いハードウェアを動かす試みは,普段はとても小さな場所で進みます。 その小さな試みが,思わぬ形で外に出るのは,かなり不思議な気分ですね。
最後に,私が私淑している櫻庭祐一さん(X: @skrb)に,心より感謝申し上げます。 Java という技術の歴史や面白さを追いかける中で,櫻庭さんの文章や発信から受けた影響は,決して小さくありません。
まとめ#
いかがでしたか?
この記事では,Java Ring 復活の取り組みが,探偵!ナイトスクープで取り扱われることになった,という話をしました。 放送予定は 2026 年 7 月 10 日(金)23:17 からです(忘れないようにメモ)。 東京の方は 2026 年 7 月 19 日(日)17:00 から TOKYO MX で放送されます
次回は,放送後に書けることがあれば,ぜひぜひ書きたいと思います。
ではでは。
前回: 【Java Ring】06. 原因はバッテリにあった!
次回: なし